【マイクラ】Paperサーバーの立て方 | プラグインの入れ方・ワールド引き継ぎも解説

こんにちは。

この記事では、マインクラフト(Minecraft)Java版のPaper(ペーパー)サーバーの立て方を解説します。「プラグインを入れて遊びたい」「サーバーを軽くしたい」なら、バニラサーバーの次はPaper一択です。

基本の流れはバニラサーバーとほぼ同じなので、まだ一度もサーバーを立てたことがない方は、先にこちらの記事からどうぞ。

Paperサーバーとは

Paperは、公式(バニラ)サーバーを高速化・拡張した非公式のサーバーソフトです。世界で最も広く使われているマイクラサーバーで、事実上の標準になっています。

バニラPaper
プラグイン使えない使える
動作の軽さ標準同じPCでも軽くなりやすい
配布元Mojang公式PaperMC(非公式)
参加する友達側の準備不要不要(バニラのまま入れる)

重要なのは最後の行です。プラグインはサーバー側だけで動くので、参加する友達は普通のマイクラのままでOK。Modのように全員がファイルを入れる必要はありません。

事前に確認しておくこと

バニラと同じく、バージョン26.1以降のPaperはJava 25が必須です。Javaの導入がまだの方は、前提記事のSTEP1を先に済ませてください。また、Paperのバージョンは遊びたいマイクラ本体のバージョンと一致させる必要があります。

Paperサーバーの立て方

STEP

Paperの本体をダウンロードする

PaperMC公式のダウンロードページを開き、青いダウンロードボタンから安定版の最新ビルド(執筆時点では26.1.2)をダウンロードします。

PaperMC公式ダウンロードページ。青いボタンから安定版をダウンロード

ファイル名は「paper-26.1.2-74.jar」のようにバージョンとビルド番号付きになっているので、「paper.jar」にリネームしておきましょう。後で作る起動用バッチファイルを、アップデートのたびに書き換えずに済みます。

マイクラ本体の最新バージョン(例:26.2)で遊びたい場合は、青いボタンの下にある「Toggle experimental builds」をクリックすると実験ビルドを選べます。友達と遊ぶ用途なら実用上ほぼ問題ありませんが、安定重視なら安定版に対応したバージョン(この例では26.1.2)のマイクラで遊ぶ選択もアリです。サーバーとマイクラ本体のバージョンは必ず一致させてください。

STEP

フォルダを作って初回起動する

「minecraft-server-paper」のような専用フォルダを作り、paper.jar を入れてダブルクリックします。バニラのときと同じく、数秒でウィンドウが閉じてeula.txtなどのファイルが生成されます。

初回起動後のサーバーフォルダ。eula.txtやserver.propertiesが生成されている

生成された「eula.txt」をテキストエディタで開き、eula=true に書き換えて保存してください(利用規約への同意です)。

eula=false
↓
eula=true
テキストエディタでeula.txtを開き、eula=trueに書き換えた画面
STEP

起動用バッチファイルを作る

paper.jar と同じフォルダに「start.bat」を作り、次の内容を書いて保存します(拡張子の表示設定は前提記事のSTEP5を参照)。

@echo off
java -Xms4G -Xmx4G -jar paper.jar nogui
pause
start.batを作成した画面
start.batの内容
STEP

サーバーを起動する

作成した start.bat をダブルクリックするとサーバーが起動します。コンソールに「Done」と表示されたら起動完了です。

サーバーコンソールにDoneと表示され、起動が完了した画面

止めるときはバニラと同じく「stop」コマンドで終了してください。

STEP

接続して動作確認する

マイクラの「マルチプレイ」→「サーバーを追加」で localhost に接続できれば完成です。外部の友達に来てもらうためのポート開放やIPアドレスの共有は、バニラとまったく同じ手順です(前提記事のSTEP7を参照)。

マイクラのマルチプレイでサーバーを追加する画面
マイクラのマルチプレイでサーバーを追加した画面

バニラサーバーからワールドを引き継ぐ

すでにバニラサーバーで遊んでいる場合、ワールドはそのままPaperに引き継げます。

①バニラサーバーを停止し、worldフォルダをバックアップ(コピーを別の場所に保管)
②worldフォルダをPaperのフォルダにコピー
③Paperを起動すると、そのまま続きから遊べます

Paperの初回起動時、ネザーとジ・エンドのデータは「world_nether」「world_the_end」という別フォルダに自動で分割されます。遊ぶ分には何も問題ありませんが、後からバニラに戻すときは手動で統合し直す手間がかかるので、移行前のバックアップは必ず取っておいてください。

プラグインの入れ方

Paperを一度起動すると、フォルダ内に「plugins」フォルダが生成されます。プラグインの導入はとてもシンプルです。

①プラグインのjarファイルをダウンロード
②pluginsフォルダに入れる
③サーバーを再起動する

最初に入れる定番としては、このあたりが鉄板です。

  • EssentialsX … ホーム設定・ワープ・キットなど、多人数サーバーの基本機能をまとめて追加
  • LuckPerms … 「誰がどのコマンドを使えるか」を管理する権限プラグインの定番
  • CoreProtect … ブロックの設置・破壊ログを記録し、荒らしをロールバックできる保険
pluginsフォルダにプラグインを入れた状態

プラグインはHangar(PaperMC公式)・Modrinth・SpigotMCなどの信頼できる配布サイトからのみダウンロードしてください。プラグインはサーバー上で自由にコードを実行できるため、出所不明のjarファイルを入れるのは危険です。

また、ダウンロードの際は対応プラットフォームが「Bukkit / Spigot / Paper」のファイルを選んでください。同じプラグインでもFabric版・Forge版はPaperでは動きません。

よくあるトラブルと対処法

Modとプラグインは何が違う?

プラグインはサーバー側だけで動く追加機能で、参加者は普通のマイクラのまま遊べます。Modはゲーム本体を書き換える仕組みで、原則として参加者全員が同じModを入れる必要があります(サーバーもForge/Fabricなど別のソフトになります)。手軽に拡張したいならプラグイン(Paper)、ゲーム内容を根本から変えたいならMod、という使い分けです。

バニラのワールドは引き継げる?元に戻せる?

引き継ぎはworldフォルダをコピーするだけで簡単です。ただしPaperはネザーとジ・エンドを別フォルダに分割するため、バニラへ戻すときはフォルダの統合作業が必要になります。移行前のバックアップさえ残しておけば、いつでも移行時点のバニラ環境に戻せるので、必ずバックアップを取ってから移行してください。

サーバーが起動しない

まず「java -version」でJava 25以上が入っているか確認してください(26.x系のPaperはJava 25必須)。次に、Paperのバージョンと遊びたいマイクラ本体のバージョンが一致しているか確認を。プラグイン導入後に起動しなくなった場合は、そのプラグインがPaperのバージョンに対応しているかを配布ページで確認し、pluginsフォルダから外して切り分けてください。

Paperにすると本当に軽くなる?

同じPCならバニラより軽くなるケースが多いです。Paperは内部処理が最適化されているうえ、負荷まわりの設定項目も豊富だからです。それでも重い場合は、server.propertiesのview-distanceとsimulation-distanceを下げるのが一番効きます。

まとめ

Paperサーバーは「バニラの立て方が分かっていれば、jarファイルを差し替えるだけ」という感覚で立てられます。それでいてプラグインと軽さという大きなリターンがあるので、バニラで一度サーバーを立てた人の次のステップとして最適です。

サーバーの設定や運用については、こちらの記事もどうぞ。

それでは、よきマイクラライフを!