こんにちは。
この記事では、マインクラフト(Minecraft)Java版のマルチサーバーをVPS(レンタルサーバー)で立てる方法を解説します。
自宅PCでマイクラサーバーを立てる方法は別の記事で解説していますが、次のような人にはVPSのほうが向いています。
- マンション回線などでポート開放ができない
- 自分がオフラインのときも、友達が24時間遊べるサーバーにしたい
- PCの電気代や騒音、つけっぱなしの負担を避けたい
- 難しい設定をせず、10分くらいで立てたい
自宅サーバーとVPSの違い
| 自宅サーバー | VPS | |
|---|---|---|
| 費用 | 電気代のみ(PCがあれば) | 月400円〜2,000円ほど |
| ポート開放の作業 | 必要(できない回線もある) | 不要(設定済みで提供) |
| 24時間稼働 | PCをつけっぱなしにする | 標準で24時間稼働 |
| 構築の手間 | Java導入などを自分で行う | テンプレート選択でほぼ自動 |
| PCへの負担 | プレイと同じPCだと重くなる | なし |
お金はかかるものの、「ポート開放の壁がない」「つけっぱなし問題から解放される」のがVPSの大きなメリットです。友達と本格的に長く遊ぶなら、VPSのほうがトータルで快適です。
VPSのデメリットも正直に書いておきます
- 遊ばない月もお金がかかる(月額契約の場合)… 飽きる可能性があるなら、時間課金や短期契約から始めるのが安全です
- 性能はお金次第 … 自宅のゲーミングPCのほうがスペック自体は高いことも多いです。大人数×Mod多めを格安プランで動かすのは無理があります
- サーバーいじり自体を楽しみたい人には物足りない … 全部自動でやってくれる分、Linuxやネットワークの勉強にはなりません。それが目的なら自宅サーバーのほうが楽しいです
逆に言えば、「遊ぶこと」が目的で「サーバー管理」は手間でしかない人にとって、デメリットらしいデメリットは費用だけです。
プランの選び方(メモリ=人数で決める)
VPS選びで迷うのはメモリ容量ですが、目安はシンプルで、一緒に遊ぶ人数で決めればOKです。
- 1〜4人 … 2GBプラン(バニラなら十分)
- 5〜10人 … 4GBプラン
- 11人以上・Mod多め … 8GBプラン
迷ったら小さめのプランで始めるのがおすすめです。VPSは後から上位プランに変更できるので、重くなってから上げれば無駄がありません。
マイクラ対応のおすすめVPS 2社
「申し込み時にマイクラを選ぶだけでサーバーが自動構築される」テンプレート対応のVPSから、定番の2社を紹介します。
| ConoHa for GAME | XServer VPS for Game | |
|---|---|---|
| 2GBの目安 | 月394円〜(長期割引パス) | 月800円前後〜(長期契約時) |
| 課金方式 | 時間課金 or 長期割引パス | 月額制(1〜36ヶ月) |
| お試しやすさ | 時間課金で数日だけ使える | 最低1ヶ月から |
| マイクラ管理ツール | あり(マネージャー機能) | あり(専用管理画面) |
| 統合版・Modサーバー | テンプレートあり | テンプレートあり |
| 向いている人 | まず試したい・週末だけ遊ぶ | 長期でコスパよく運用したい |
料金はキャンペーンや契約期間によって頻繁に変わります。最新の正確な料金は、必ず各公式サイトで確認してください。
ConoHa for GAME(お試し重視ならこちら)
GMOが運営するゲーム特化VPSです。最大の特徴は時間課金が選べること。「週末だけサーバーを立てて、遊び終わったら削除」という使い方なら数百円で済むので、VPSが初めての人でも気軽に試せます。長く使うと決めたら長期割引パスに切り替えれば、2GBが月394円〜とかなり安くなります。
XServer VPS for Game(長期運用ならこちら)
レンタルサーバー大手のエックスサーバーが運営するゲーム特化VPSです。月額制で、契約期間が長いほど月あたりの料金が下がるタイプ。マイクラ専用の管理画面が用意されていて、バージョン変更やバックアップがクリック操作だけで完結します。「1年以上は遊ぶ」と決まっているグループなら、コスパはこちらが有利です。
どっちが安い?料金の考え方
「時間課金と月額、どちらが得か」は遊び方で決まります。判断基準はシンプルです。
- 週末だけ・たまに遊ぶ → ConoHaの時間課金が圧倒的に安い(公式の試算では、2GBサーバーを週末2日使って約178円)。遊ばない間はサーバーを削除しておけば0円です
- 毎日誰かが遊ぶ・常時稼働させたい → 長期契約が有利。時間課金でつけっぱなしにすると月額を超えるので、常時稼働と決めた時点でConoHaなら長期割引パス、Xserverなら12ヶ月以上の契約に切り替えるのが正解です
- まだ分からない → まず時間課金で1〜2週間遊んでみて、続きそうなら長期契約へ。この試し方ができるのがConoHaを最初におすすめする理由です
時間課金には注意点が1つあります。サーバーを「停止」しただけでは課金が続くことです(イメージ保存+サーバー削除までやって課金停止)。遊ばない期間が長くなるときは、削除の手順まで確認しておきましょう。
VPSでのサーバーの立て方(3ステップ)
どちらのVPSも流れはほぼ同じで、自宅サーバーのようなJava導入やポート開放は一切ありません。
申し込み時に「Minecraft」テンプレートを選ぶ
プラン(メモリ容量)と一緒に、イメージ/テンプレートの選択肢から「Minecraft(Java版)」を選んで申し込みます。これだけでJavaの導入からサーバーの起動設定まで、全部自動でやってくれます。
数分待つとサーバーが自動構築される
申し込みが完了すると、数分でマイクラサーバーが起動した状態のVPSが用意されます。管理画面にサーバーのIPアドレスが表示されるのでメモしておきましょう。
マイクラからIPアドレスで接続する
マイクラを起動して「マルチプレイ」→「サーバーを追加」で、メモしたIPアドレスを入力すれば接続できます。友達にも同じIPアドレスを教えるだけでOKです。自宅サーバーで必要だったポート開放やIP固定の作業はありません。
厳密に言うと、ポートが「閉じたまま繋がる」わけではありません。VPSではテンプレートが必要なポート(25565番)を最初から開放済みの状態で用意してくれるうえ、グローバルIPが直接割り当てられているので自宅回線のようなルーター(NAT)の壁がそもそも存在しない、という仕組みです。だから「ポート開放という作業が発生しない」が正確な表現になります。
ゲームモードや難易度などの設定は、自宅サーバーと同じくserver.propertiesで変更できます。設定項目の詳しい解説はこちらをどうぞ。
自宅サーバーからワールドを引き継ぐには
すでに自宅サーバーで遊んでいる場合も、ワールドはそのままVPSへ引っ越しできます。流れは次の通りです。
- 自宅サーバーを停止し、サーバーフォルダ内のworldフォルダを丸ごとコピー(バックアップも兼ねて2部取っておくと安心)
- VPSの管理画面のファイルマネージャーやSFTPで、VPS側のworldフォルダと差し替える
- VPS側のサーバーを再起動すれば、見慣れたワールドがそのまま続きから遊べます
逆方向(VPS→自宅)も同じ手順で戻せます。VPSをやめるときにワールドを失わずに済むので、「試しにVPSに移行してみる」ことのリスクはほぼありません。
よくある質問
まとめ
VPSなら、ポート開放や常時起動の悩みなしに、10分ほどでマイクラサーバーを立てられます。選び方の結論はシンプルです。
- まず試したい・週末だけ → ConoHa for GAME(時間課金)
- 長期でコスパよく → XServer VPS for Game(長期契約)
自宅PCでの立て方や、立てた後の設定はこちらの記事で解説しています。
それでは、よきマイクラライフを!
















