こんにちは。
この記事では、マインクラフト(Minecraft)Java版サーバーの設定ファイル「server.properties」の使い方と、よく使う設定項目を解説します。ゲームモードや難易度の変更から、ホワイトリスト・OP権限の設定まで、この記事でひととおりカバーします。
まだサーバーを立てていない方は、先にこちらの記事からどうぞ。
server.propertiesとは
server.propertiesは、サーバーの動作設定をまとめたテキストファイルです。サーバーを一度起動すると、server.jarと同じフォルダに自動で生成されます。
特別なツールは必要なく、メモ帳などのテキストエディタでそのまま編集できます。
編集の手順は、次の3ステップが基本です。
サーバーの起動中に編集しても反映されません。それどころか、サーバー終了時にファイルが書き戻されて、編集内容が消えることがあります。編集は必ずサーバーを止めてから行ってください。
まず変えておきたい基本設定
設定項目はたくさんありますが、友達と遊ぶサーバーでよく変えるのはこのあたりです。1つずつ見ていきます。
ゲームモード(gamemode)
gamemode=survival新しく参加したプレイヤーのゲームモードです。次の4つから選べます。
survival… サバイバル(デフォルト)creative… クリエイティブadventure… アドベンチャーspectator… スペクテイター
建築サーバーならcreativeにしておくと便利です。
難易度(difficulty)
difficulty=easy難易度は次の4段階です。
peaceful… 敵Mobが湧かないeasy… やさしい(デフォルト)normal… シングルプレイの標準と同じhard… むずかしい
シングルと同じ感覚で遊びたいなら、normalに上げておきましょう。
最大人数(max-players)
max-players=20同時に参加できる人数の上限です。友達数人で遊ぶなら変更不要ですが、人数を増やす場合はメモリ割り当ても合わせて増やすのがおすすめです。
サーバーの説明文(motd)
motd=A Minecraft Serverマルチプレイのサーバー一覧画面に表示される説明文です。好きな文章に変えられます。
日本語を直接書くと文字化けすることがあります。文字化けする場合は、ファイルをUTF-8で保存し直すか、Unicodeエスケープ(例:「あ」→ \u3042)で記述してください。
描画距離と処理距離(view-distance / simulation-distance)
view-distance=10
simulation-distance=10この2つは、サーバーの負荷に直結する設定です。
view-distance… サーバーがプレイヤーに送る地形の距離(チャンク数)simulation-distance… Mobや作物などが動く距離(チャンク数)
サーバーが重いときは、この2つを8や6に下げるのが一番効く軽量化です。逆にハイスペックなPCなら上げても構いません。
正規アカウント認証(online-mode)
online-mode=trueMinecraftアカウントの認証を行うかどうかです。基本はtrueのまま変えないでください。falseにすると認証なしで誰でも任意の名前で入れてしまい、なりすましや荒らしの温床になります。
スポーン保護(spawn-protection)
spawn-protection=16スポーン地点の周囲(この値×2+1の正方形)を、OP権限のないプレイヤーが壊せなくなる設定です。スポーン地点に建築したい場合は0にしておくとトラブルがありません。
ホワイトリストで参加者を制限する
ホワイトリストを有効にすると、登録したプレイヤーしかサーバーに入れなくなります。友達だけで遊ぶサーバーなら、荒らし対策として必ず設定しておきたい機能です。
white-list=trueserver.propertiesで有効化したら、プレイヤーの登録はサーバーのコンソールからコマンドで行います。
whitelist add プレイヤー名… リストに追加whitelist remove プレイヤー名… リストから削除whitelist list… 登録済みプレイヤーの確認
次のバージョン26.3からは、white-listのデフォルトがtrue(有効)に変わる予定です。「サーバーを立てたのに誰も入れない」というときは、まずホワイトリスト設定を疑ってください。
あわせてenforce-whitelist=trueにしておくと、プレイ中のプレイヤーをホワイトリストから外した瞬間にキックされるようになります。
OP権限(管理者権限)を設定する
OP権限を持つプレイヤーは、ゲーム内からコマンド(テレポート、時間変更、キックなど)を実行できます。付与と剥奪はサーバーのコンソールから行います。
op プレイヤー名… OP権限を付与deop プレイヤー名… OP権限を剥奪
OPができることの範囲は、server.propertiesのop-permission-level(1〜4)で決まります。
| レベル | できること |
|---|---|
| 1 | スポーン保護内のブロック操作 |
| 2 | ゲーム系コマンド(/gamemode、/tp など)とコマンドブロック |
| 3 | プレイヤー管理(/kick、/ban など) |
| 4(デフォルト) | すべて(/stop や /op を含む) |
友達に権限を渡すときは、うっかり事故を防ぐためにレベル2〜3あたりに下げておくのも手です。
主要な設定項目の一覧表
| 項目 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| gamemode | survival | 新規参加者のゲームモード |
| difficulty | easy | 難易度 |
| max-players | 20 | 最大同時参加人数 |
| motd | A Minecraft Server | サーバー一覧に出る説明文 |
| view-distance | 10 | 地形の描画距離(チャンク) |
| simulation-distance | 10 | Mobなどが動く距離(チャンク) |
| online-mode | true | 正規アカウント認証(true推奨) |
| white-list | false | ホワイトリストの有効化 |
| enforce-whitelist | false | リスト変更を即時反映 |
| spawn-protection | 16 | スポーン地点の保護範囲 |
| level-seed | (空) | ワールド生成のシード値 |
| level-name | world | ワールドのフォルダ名 |
| op-permission-level | 4 | OPの権限レベル |
| server-port | 25565 | サーバーの使用ポート |
server-port(ポート番号)の変更方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
よくあるトラブルと対処法
まとめ
server.propertiesは項目が多く見えますが、実際に触るのは今回紹介した10個ほどです。「サーバーを止めてから編集して、起動し直す」というルールさえ守れば怖くありません。
設定が整ったら、サーバーの安定運用にはこちらの記事も役立ちます。
それでは、よきマイクラライフを!
















①サーバーを止める(コンソールで stop)
②server.propertiesを編集して保存する
③サーバーを起動し直す