【2025年】おすすめUSBハブ5選‼選び方とポイントも解説

モダンなノートパソコンやタブレットには、ポート数が限られているという課題があります。

デバイスのポート不足を解決するUSBハブは、今や多くの仕事人や創作者にとって必須のアクセサリーです。市場には様々なUSBハブが存在し、それぞれが異なるニーズに対応しています。

本記事では、最新のUSBハブトレンドを踏まえた、特におすすめの5つのモデルをご紹介します。


USBハブの種類と選び方

USBハブを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

まず、ポート数は最も基本的な要素です。ライトユーザーであれば4ポート程度で十分ですが、複数のドライブやカメラ、周辺機器を使用するプロフェッショナルには、より多くのポートが必要です。

次に充電対応も重要です。Power Delivery(PD)機能を備えたハブであれば、ノートパソコンやタブレットを高速充電できます。特に高い電力が必要なデバイスほど、この機能の重要性が高まります。

また、データ転送速度も見逃せません。USB 3.0は最大5Gbps、USB 3.1/3.2は最大10Gbps、USB 4やThunderboltはさらに高速です。大容量ファイルを頻繁に扱う場合は、高速転送対応モデルがおすすめです。

さらに、ディスプレイ出力の有無や有線LAN機能カードリーダーなど、自分のワークフローに必要な機能を事前に確認することが大切です。


おすすめUSBハブ5選

Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション

特徴

  • 12ポートの豊富な接続性
  • Thunderbolt 4対応で最大40Gbps高速データ転送
  • 8K@30Hz、または4Kクアッドディスプレイ出力
  • 最大100Wの充電出力
  • 2つのUSB-C 3.2 Gen2ポート(10Gbps/30W)
  • HDMI 2.1および2つのDisplayPort搭載


おすすめな理由

Anker 778は2025年現在、もっともバランスの取れたThunderbolt 4対応ドッキングステーションです。

プロフェッショナルなコンテンツクリエイターやビデオエディター、複数の外部モニターを使用する方に最適です。高速なデータ転送速度と充実したポート構成により、複数のタスクを同時にこなせます。

20GBのファイルをわずか14秒で転送できる超高速性能を持ちながら、価格は3〜4万円台と手頃な点も大きな魅力です。


CalDigit TS4 / Thunderbolt Station

特徴

  • 業界最多の18ポート
  • 3 x Thunderbolt 4ポート
  • 5 x USB 3.2 Gen 2 Type-A ポート
  • 3 x USB 3.2 Gen 2 Type-C ポート
  • 最大98Wの充電出力
  • 2.5 Gigabit Ethernetポート搭載


おすすめな理由

CalDigit TS4は、ポート不足に悩むプロフェッショナル向けの最適解です。

複数の外部ドライブ、モニター、カードリーダーなど、多数のデバイスを同時接続する必要がある方には、これ以上に適したハブはありません。Thunderbolt 4、Thunderbolt 3、USB4、USB-Cなど多くのインターフェースに対応しており、Windows・Mac問わず使用可能です。

18ポートという圧倒的な数があれば、「ポートが足りない」という悩みはほぼ解決します。


OWC Thunderbolt 5 Dock

特徴

  • 最新Thunderbolt 5規格対応の11ポート構成
  • 最大80Gbpsの双方向データ転送、ディスプレイ帯域120Gbps
  • 最大140Wの高出力Power Delivery対応
  • 3台の8Kディスプレイまたは2台の6Kディスプレイ対応
  • UHS-II対応SD/microSDカードスロット
  • 2.5 Gigabit Ethernetポート搭載
  • OWC Dock Ejectorソフトウェアでデータ保護


おすすめな理由

OWC Thunderbolt 5 Dockは、2025年に登場した最新規格Thunderbolt 5に対応した次世代ドッキングステーションです。

M4 MacBook ProなどThunderbolt 5対応デバイスの性能を最大限に引き出せます。従来のThunderbolt 4の2倍のデータ転送速度を実現し、8K映像編集や大容量データ処理を行うクリエイターに最適です。

将来を見据えた投資として、長期的に使用したい方におすすめできるモデルです。


Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ

特徴

  • コンパクトで軽量設計(約109g)
  • 4K60HzのHDMI出力
  • 最大100WのUSB-C Power Delivery対応
  • 10Gbps高速データ転送対応USB-CおよびUSB-Aポート
  • SD&microSDカードスロット搭載
  • 1 Gigabit Ethernetポート搭載
  • ポケットやバッグに容易に収納可能


おすすめな理由

外出先での使用を頻繁にする方に最適なハブがこのAnkerモデルです。

約109gという軽量ボディは、機内持ち込み荷物にも余裕で入ります。ポータビリティを損なわずに、4K出力、高速データ転送、有線LAN、カードリーダーなど必要な機能はしっかり搭載しており、デジタルノマドやフリーランスの仕事人に最適です。

「家電批評」の検証でもベストバイに選ばれた実績があります。


UGREEN Revodok Pro USB-C ハブ Type-c 8-in-1

特徴

  • リーズナブルな価格帯
  • 8ポートの充実した接続性
  • 最大100WのUSB-C Power Delivery対応
  • 4K60Hzのディスプレイ出力
  • 最大10Gbpsの高速データ転送対応
  • MacBook Pro/Air、iPad Pro、Chromebook対応


おすすめな理由

予算を抑えつつ、必要な機能を網羅したハブをお探しの方に最適です。

UGREENは信頼度の高いメーカーであり、Revodok Proシリーズは日本市場でも高い評価を得ています。100W Power DeliveryとUSB 3.2 Gen 2対応で、実用的なパフォーマンスを提供します。

スタートアップ企業や個人事業主、学生など、費用効率を重視する方々に特におすすめできるモデルです。


各ハブの比較表

モデルポート数最大充電出力データ転送速度ディスプレイ出力特徴
Anker 77812100W40Gbps(TB4)8K@30Hz高性能・バランス型
CalDigit TS41898W10Gbps複数対応ポート数最多
OWC TB5 Dock11140W80Gbps(TB5)3×8K対応最新規格・最高速
Anker 8-in-18100W10Gbps4K60Hzコンパクト・ポータブル
UGREEN Pro8100W10Gbps4K60Hz低価格・高バリュー


最後

USBハブの選択肢は非常に豊富です。Anker 778のようなバランス型モデルから、OWC Thunderbolt 5 Dockのような最新規格対応モデル、UGREENのようなコストパフォーマンス型まで、あらゆるニーズに対応したハブが存在します。

自分の用途、予算、重視する機能を明確にすることで、最適なハブを見つけることができます。用途に応じた選択が、作業効率の向上と快適なデジタルライフにつながります。

本記事で紹介した5つのモデルは、いずれも2025年の記事作成時点で高い評価を受けております。特にThunderbolt対応モデルをお探しの方は、最新のM4 MacBook ProなどThunderbolt 5対応デバイスをお持ちであれば、将来を見据えてOWC Thunderbolt 5 Dockを、コストを抑えたい場合はAnker 778を選択するのが賢明です。

ぜひ自分のニーズに合ったハブを選んで、ポート不足の悩みから解放されましょう。