【Satisfactory(サティスファクトリー)】専用サーバーの立て方 | 1.2対応

こんにちは。

この記事では、「Satisfactory(サティスファクトリー)」のマルチプレイ用サーバー(専用サーバー / Dedicated Server)の立て方を、最新のアップデート1.2に対応した内容と画像つきで解説します。ダウンロードから起動・ポート開放・ゲーム内での設定・参加まで、この記事だけで完結できます。

Satisfactoryは、ゲーム内の「サーバー管理」からサーバーを登録・設定するのが特徴です。順番に見ていきましょう。

Satisfactoryの専用サーバーとは

専用サーバー(Dedicated Server)は、ゲーム本体とは別に用意する「サーバー専用のプログラム」です。プレイヤーの誰かがホスト役になる通常のマルチプレイと違い、誰もゲームを起動していなくても、サーバーだけを常時動かしておけるのが利点です。友達がバラバラの時間にログインしても、同じサーバーで遊べます。

サーバーのダウンロードには「SteamCMD」を使います。ゲーム本体を持っていなくても、無料でサーバーだけを入手できます。全体の流れは次の5ステップです。

①SteamCMDで専用サーバーをダウンロードする
②サーバーを起動する
③ポート開放する
④ゲーム内のサーバー管理で登録・設定する
⑤サーバーに参加する

Satisfactoryは、7 Days to DieやPalworldのように設定ファイルを編集するのではなく、ゲーム内の「サーバー管理」でサーバーを設定します。そのため、サーバーの登録・設定と参加には、ゲーム本体が必要です(サーバーのダウンロードだけは本体なしでできます)。

事前に準備しておくこと(SteamCMD)

サーバーのダウンロードにはSteamCMDが必要です。まだ導入していない方は、先にこちらの記事でインストールを済ませてください。

Satisfactory専用サーバーの立て方

ここからが本編です。

手順どおりに進めれば、サーバーを起動できます。

STEP

専用サーバーをダウンロードする

SteamCMDを起動し、以下のコマンドを順に入力します。

force_install_dir C:\satisfactory-server
login anonymous
app_update 1690800 validate
quit

まずforce_install_dirで保存先フォルダを指定します。
例)C:\satisfactory-server

SteamCMDでforce_install_dirコマンドを入力し、サーバーの保存先フォルダを指定する画面

次にlogin anonymousで匿名ログインします。所有アカウントではなく、匿名アカウントでログインします。

SteamCMDでlogin anonymousコマンドを入力し、匿名アカウントでログインする画面

最後にapp_update 1690800 validateでサーバー本体をダウンロードします。「1690800」がSatisfactory専用サーバーのIDです。

SteamCMDでapp_update 1690800 validateを入力し、Satisfactory専用サーバーのダウンロードを開始する画面
app_update実行後、Satisfactory専用サーバーのダウンロードが進行しているSteamCMDの画面

Success! App '1690800' fully installed.と表示されたらダウンロード完了です。指定したフォルダにサーバーファイルが追加されています。

「Success! App '1690800' fully installed.」と表示され、サーバーのダウンロードが完了したSteamCMDの画面
指定したフォルダにサーバーファイルが追加された画面
STEP

サーバーを起動する

サーバーフォルダ内のFactoryServer.exeをダブルクリックして起動します。黒い画面(コンソール)が開き、サーバーが立ち上がります。

サーバーフォルダ内のFactoryServer.exeをダブルクリック
FactoryServer.exeを起動した直後、コンソール画面が表示され、pakファイルの読み込みなどのログが流れる
サーバーの起動が完了し、7777番ポートで待ち受けを開始したコンソール画面

初回起動時に「Windows セキュリティ」のダイアログが出たら、「許可」を押してアクセスを許可してください。プライベートとパブリックを選びたいときは「表示数を増やす」から選べます。自宅で遊ぶならプライベートでOKです。ここで許可しておくと、次のポート開放(ファイアウォール側)が自動で設定されます。

Windowsセキュリティのダイアログで「許可」を押し、FactoryServerのネットワークアクセスを許可する画面
STEP

ポート開放をする

自宅の外にいる友達が参加できるようにするには、ポート開放が必要です。Satisfactoryで開放するポートは次のとおりです。

プロトコルポート番号用途
TCP・UDP7777ゲーム接続用
TCP8888サーバー管理用(1.1で追加)

アップデート1.1から、8888番(TCP)の開放も必要になりました。7777番だけでは、サーバー管理からサーバーにうまくつながらないことがあります。2つとも開放してください。また7777番は、ルーターで外側と内側のポート番号を同じにする必要があります(別番号への変換は非対応です)。

ポート開放のやり方(IPアドレスの固定、ファイアウォールの設定、ルーターの設定)は、こちらの記事で画像つきで解説しています。

STEP

ゲーム内でサーバーを登録・設定する

ここからはゲーム内での操作です。

Satisfactoryを起動し、メインメニューの「サーバー管理」を開きます。

Satisfactoryのメインメニューで「サーバー管理」を選択する画面

「サーバーを追加」から、サーバーのIPアドレスとポート「7777」を入力して接続します。

IPアドレスに入力するものは以下となります。
・自分(サーバーと同じPC):localhost
・同じ家の別PC:サーバーPCのローカルIP(例:192.168.1.10
・外部の友達:自宅のグローバルIP

サーバー管理の画面で「+サーバー追加」を選択する画面
サーバーのアドレスにlocalhost、ポートに7777を入力して「確認」を選択する画面

接続すると、「サーバー証明書に関する警告」が表示されます。これは自分で立てたサーバーの証明書が自己署名のために出るもので、問題ありません。「確認」を押して先に進みます。

「サーバー証明書に関する警告」のダイアログで「確認」を選択する画面

初めて接続したサーバーは、まずサーバー名と管理者パスワードを設定します。

サーバー名を入力して「確認」を選択する画面
管理者パスワードを入力して「確認」を選択する画面

設定すると、「クラッシュレポートを開発元(Coffee Stain Studios)に送ってよいか」という確認が表示されます。動作には影響しないので、「確認」「キャンセル」どちらを選んでも構いません(あとから「サーバー設定」で変更できます)。

クラッシュレポートの送信可否を確認する「サーバーメッセージ」のダイアログ

設定できたら、「ゲーム作成」から開始地点やセッション名などを決めてゲームをスタートします。ここまで設定できたらサーバーで遊ぶことができます。

「ゲーム作成」タブを選択する画面
開始地点を選択し、セッション名を入力後、ゲームスタートを選択する画面
新規ゲームを開始する内容を確認して、「確認」を選択する画面
ゲーム作成後、状態タブにサーバーの情報(ティアやゲーム時間)が表示された画面
STEP

サーバーに参加する

サーバーでゲームが始まったら、あとは参加するだけです。あなた自身は「サーバー管理」から、そのまま「参加」できます。

友達も同じように、自分の「サーバー管理」からIPアドレスと「7777」を追加すれば参加できます。外から参加する友達には、自宅のグローバルIPを伝えてください。

状態タブの「ゲームに参加」を選択してサーバーに参加する画面
サーバーに参加し、プレイを開始した画面

Steam版とEpic版で一緒に遊べる(コンソールは要注意)

Satisfactoryは、Steam版とEpic Games版のクロスプレイに対応しています。専用サーバーにはIPアドレスとポートで接続するため、購入したストアが違っても、同じサーバーで一緒に遊ぶことができます。

アップデート1.2でPS5・Xbox版が発売されましたが、コンソール版から専用サーバーには参加できません。専用サーバーはコンソールに対応しておらず、PCとコンソール間のクロスプレイもありません。専用サーバーで一緒に遊べるのは、Steam版・Epic版(PC)のプレイヤー同士になります。

24時間サーバーを動かすには

自宅のPCでもサーバーは動かせますが、24時間つけっぱなしにすると電気代がかかったり、ほかの作業が重くなったりします。友達といつでも遊べるように常時稼働させたいなら、ゲームサーバー向けのVPS(レンタルサーバー)を使う方法もあります。

よくある質問

Satisfactoryを持っていなくてもサーバーを立てられますか?

サーバーのダウンロードだけなら、SteamCMDの匿名ログインで無料でできます。ただしSatisfactoryは、サーバーの登録・設定をゲーム内の「サーバー管理」で行うため、実際にサーバーを設定して遊ぶにはゲーム本体が必要です。

開放するポートは何番ですか?

ゲーム接続用の7777番(TCP・UDP)と、サーバー管理用の8888番(TCP)の2つです。8888番はアップデート1.1から必要になりました。7777番はルーターで別の番号に変換せず、外側と内側を同じ番号にしてください。

Steam版とEpic版の友達と一緒に遊べますか?

はい、遊べます。SatisfactoryはSteam版とEpic版のクロスプレイに対応しています。専用サーバーにはIPアドレスで接続するので、Steam版とEpic版のプレイヤーが同じサーバーで一緒に遊ぶことができます。

PS5・Xbox版から専用サーバーに参加できますか?

参加できません。アップデート1.2でPS5・Xbox版が発売されましたが、専用サーバーはコンソールに対応しておらず、PCとコンソール間のクロスプレイもありません。専用サーバーで遊べるのはSteam版・Epic版(PC)のプレイヤー同士になります。

サーバーの設定はどこで行いますか?

ゲーム内の「サーバー管理」で行います。Satisfactoryは設定ファイルを直接編集する方式ではなく、ゲームからサーバーに接続して登録し、サーバー名・管理者パスワード・ワールドの設定などを画面上で行います。

サーバーを入れ直すと設定やセーブは消えますか?

消えません。管理者パスワード・サーバー名・セーブデータは、サーバー本体とは別の場所(%LocalAppData%\FactoryGame\Saved\SaveGames)に保存されます。SteamCMDで入れ直すのはサーバー本体だけなので、これらのデータは残ります。管理者パスワードを再設定したいときは、ゲーム内の「サーバー管理」から行えます。

まとめ

Satisfactoryの専用サーバーは、「SteamCMDでダウンロード → 起動 → ポート開放 → ゲーム内で登録・設定 → 参加」の5ステップで立てられます。ポートは7777番に加えて8888番も開放する点と、設定はゲーム内のサーバー管理で行う点を押さえておけば、あとは迷いません。

Steam版・Epic版のフレンドと一緒に遊ぶことができます。

それでは、よきゲームサーバーライフを!