こんにちは。
今回は、マインクラフトのバージョン「1.8.3」でマルチサーバー立て方を解説します!!
マイクラサーバーの種類
マイクラサーバーには、以下のような種類が存在します。
サーバー種類 | 説明 |
---|---|
バニラサーバー | Minecraft公式から提供されている無料のバニラサーバー |
Realms(レルムズ)サーバー | Minecraft公式から提供されている有料のバニラサーバー |
Forgeサーバー | MODなどの拡張要素を導入できるサーバー |
CraftBukkitサーバー | Bukkitプラグインを導入できるサーバー |
Spigotサーバー | CraftBukkitをベースに最適化、Bukkitプラグイン・Spigotプラグインを導入できるサーバー |
PaperMCサーバー | Spigotをベースに最適化、Bukkitプラグイン・Spigotプラグインを導入できるサーバー |
SpongeVanillaサーバー | Spongeプラグインを導入できるサーバー |
SpongeForgeサーバー | Spongeプラグイン・MODを導入できるサーバー |
今回は、一番上の「バニラサーバー」を解説します。
マルチサーバー立て方
ここからは、マルチサーバー立て方を解説していきます。
一つ一つ詳しく解説していきますので、わからないところがあった場合は、一度手を止めてわからないところをもう一度読んで見るなどをしてみてください。
Java(64bit 版)の導入
マイクラサーバーを動作させるには、Javaの導入が必須となります。
必ずインストールしましょう!!
Java(64bit 版) をダウンロード
Java(64bit 版) のダウンロードページは以下となります。
https://java.com/ja/download/manual.jsp
以下のボタンから、ダウンロードページに移動できます。
① 「Windows オフライン (64ビット)」をクリックしてダウンロード
Java(64bit 版) のインストール
① ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行
② 「インストール」をクリックして、インストールを開始
③ インストールが始まるので、完了するまで待つ
④ インストールが完了したので、「閉じる」をクリックして終了する
以上で、 Java(64bit 版) のインストールは完了となります。
マイクラサーバーのダウンロード
ダウンロード方法は、以下の2つとなります。
マインクラフトのランチャーからダウンロード
※ランチャーは導入済として解説していきます。
① ランチャー上部から「起動構成」→「New installation」を選択し、「起動構成の作成」画面からバージョン「release 1.8.3」を選択した状態で「サーバー」を押す
ブラウザが起動し、「server.jar」ファイルのダウンロードが自動で始まります。
このとき、ブラウザによっては 「server.jar」が危険ファイルとして認識されてしまう場合がありますが、危険はありませんので保存していただいて大丈夫です。
ブラウザのアドレスバーにダウンロードリンクを入力してダウンロード
バージョン「1.8.3」の公式ダウンロードリンクは以下となります。
https://launcher.mojang.com/v1/objects/163ba351cb86f6390450bb2a67fafeb92b6c0f2f/server.jar
上記ダウンロードリンクを、ブラウザのアドレスバーに入力することでダウンロードすることができます。
もしくは、以下のダウンロードボタンからダウンロードすることもできます。
サーバー用フォルダを作成
サーバー用フォルダを作成してください。
作成したフォルダにサーバーの全データが保存されます。
保存用フォルダの場所はどこでも構いません。
あとからフォルダの場所は変更できますので、とりあえずここに保存しておこうぐらいの気持ちで大丈夫です。
今回は、デスクトップにフォルダを作成して作業していきます。
ファイル・フォルダにマウスカーソルが当たらない場所で、以下の操作を行う
【操作】
マウスを「右クリック」→「新規作成」→「フォルダ」
利用規約に同意
① 先ほど作成したフォルダにサーバーファイル「server.jar」を移動後、ダブルクリックで実行
② 「eula.txt」というテキストファイルが作成されるので、メモ帳などのテキストエディタで開く
③ テキストを編集
「eula=false」を「eula=true」に編集します。
#編集前
eula=false
#編集後
eula=true
編集が完了したら、上書き保存してファイルを閉じます。
この操作を行うことにより、『Minecraft』の利用規約に同意するという操作になります。
利用規約は以下より確認できます。(公式により日本語翻訳されています)
https://www.minecraft.net/ja-jp/eula
起動用バッチファイルを作成
利用規約の同意まで完了していれば、「server.jar」をダブルクリックすることでサーバーを起動することができます。
ただし、サーバーに割り振られるメモリ量が「1GB」までと制限がかかっており、マルチプレイで遊ぶにはちょっと少ないと思います。
そのため、ここではメモり量を増やすことができるバッチファイルを作成していきます。
① バッチファイル作成
「server.jar」 と同じフォルダ内で、マウスを「右クリック」→「新規作成」→「テキスト ドキュメント」でテキストファイルを作成、テキストファイルの名前を「XXXXXX.bat」に変更します。
※「XXXXXX」はお好きな名前を設定してください。
ファイル名を「XXXXXX.txt」から「XXXXXX.bat」に変更することにより、テキストファイルをバッチファイルにすることができます。
② バッチファイルに内容を書き込む
作成したバッチファイル(XXXXXX.bat)をメモ帳なのでテキストエディタで開き、以下の内容を書き込む。
@echo off
java -Xms4096M -Xmx4096M -jar server.jar nogui
pause
・「Xms4096M」、「Xmx4096M」
サーバーに割り当てるメモリ量を指定します。(1GB:1024M)
上記では、4GB割り当てるようにしています。
・「server.jar」
サーバーファイルを指定します。
名前を変更している場合は、変更した名前を設定してください。
・「nogui」
マインクラフトサーバー標準のコンソール画面を表示しないように設定します。
コンソール画面を表示したい場合は、記述を削除してください。
書き込みが完了したら、上書き保存してファイルを閉じます。
補足
マイクラサーバーがダウンしたとき、自動で再起動するようにも設定できます。
詳しくは、以下の記事を参照してください。
マイクラサーバーを起動
先ほど作成した起動用バッチファイル(XXXXXX.bat)をダブルクリックして、マイクラサーバーを起動します。
「server.jar」を直接起動、もしくは起動用バッチファイルに「nogui」を設定していない場合は、以下のようなコンソール画面が表示されます。
マイクラサーバーの起動を行うと、「world」などのフォルダ・ファイルが作成されます。
ワールドを再生成したい場合は、「world」フォルダを削除して、再度マイクラサーバーを起動しましょう。
ポート開放
マイクラサーバーに自宅以外からアクセスしてプレイできるようにするには、ポート開放が必要となります。
開放するポートは、以下となります。
・ポート番号:「25565」(ポート番号を変更している場合は、変更した番号で開放)
・プロトコル:「TCP」
ポート開放のやり方については、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
最後
以上が、マインクラフトのバージョン「1.8.3」でマルチサーバーを立てる方法です。
流れを覚えると、バニラサーバーであれば5分程度で立てることができると思います。笑
よければ参考にしてみてください。
Forgeサーバーなどの解説も行う予定なので、興味のある方はお待ちいただければと思います。
それでは!!
・マインクラフトのランチャーからダウンロード
・ブラウザのアドレスバーにダウンロードリンクを入力してダウンロード